2009年06月05日

映画「真夏のオリオン」

来週土曜日(6月13日)に、映画真夏のオリオン」が公開されます。「真夏のオリオン」は、太平洋戦争末期、互いに姿の見えないまま激闘を繰り広げる大日本帝国海軍潜水艦イ-77とアメリカ合衆国海軍駆逐艦パーシバルの乗組員たちの姿を描いた映画です。
<原作>
雷撃深度一九・五(著:池上司)
真夏のオリオン(監修:福井晴敏、著:飯田健三郎)

<主なスタッフ>
監督:篠原哲雄
脚色:福井晴敏
脚本:長谷川康夫、飯田健三郎
音楽:岩代太郎
撮影:山本英夫
照明:小野晃
美術:金田克美
装飾:尾関龍生
録音:橋本文雄
編集:阿部亙英
特撮監督:松本肇
NYユニット監督:岡田俊二

<主なキャスト>
倉本孝行:玉木宏
イ-77潜水艦艦長(海軍少佐)

有沢義彦:堂珍嘉邦
イ-81潜水艦艦長(海軍少佐)

有沢志津子/倉本いずみ:北川景子(二役)
有沢義彦の妹/倉本孝行の孫

坪田誠:平岡祐太
イ-77潜水艦軍医長(軍医中尉)

桑田伸作:吉田栄作
イ-77潜水艦機関長(特務機関大尉)

田村俊雄:益岡徹
イ-77潜水艦水雷長(特務大尉)

中津弘:吹越満
イ-77潜水艦航海長(大尉)

遠山肇:黄川田将也
イ-77潜水艦回天搭乗員

鈴木勝海:太賀
イ-77潜水艦水雷員

秋山吾朗:鈴木拓
イ-77潜水艦烹炊長
ところで、この映画に登場する大日本帝国海軍の潜水艦の名前は「イ-77」とか「イ-81」のように「」+「番号」になっております。初めて見る方は何だかダサイ名前だと思うかも知れませんが、これは、大日本帝国海軍の潜水艦の命名基準が以下のようになっているためです。

ネイヴァルランド公国 潜水艦の命名基準
http://navalland.seesaa.net/article/13264186.html
伊号潜水艦(一等潜水艦)
排水量1,000トン以上の大型潜水艦
正式名称:伊号第○○潜水艦
略称:伊○○潜水艦、イ○○潜水艦

呂号潜水艦(二等潜水艦)
排水量500トン以上1,000トン未満の中型潜水艦
正式名称:呂号第○○潜水艦
略式名称:呂○○潜水艦、ロ○○潜水艦

波号潜水艦(三等潜水艦)
排水量500トン未満の小型潜水艦
正式名称:波号第○○潜水艦
略式名称:波○○潜水艦、ハ○○潜水艦
久しぶりに太平洋戦争を扱った邦画なので公開が楽しみです。

映画「真夏のオリオン」公式Webサイト
http://www.manatsu-orion.com/
【追記:回天について】
この映画に「回天」というものが出てきますが、「回天」とは先端に魚雷の弾頭を装着した小型潜水艇のことです。別名「人間魚雷」と言われております。この人間魚雷「回天」は、母艦となる大型潜水艦で敵艦の停泊地近くまでを運ばれ、大型潜水艦から切り離された後は、人間がこの人間魚雷「回天」を操縦して、敵艦に体当たりするのです。この人間魚雷「回天」の威力は強力で、一基で戦艦すら撃沈することが可能と言われておりました。この人間魚雷「回天」は1944年11月8日に菊水隊として、初出撃して以降1945年8月まで28隊(潜水艦32隻、回天148基 途中帰投含む)の出撃が行われました。

沢山の人々から「帽振れ」で見送られ、華々しく出撃した航空特攻とは違い、人間魚雷「回天」による特攻は潜水艦搭乗員しか見送りのいない地味な特攻でした。それ故、そのような特攻があったこと自体知らない日本人も多いのではないかと思います。是非この機会に人間魚雷「回天」の存在とそれに搭乗した若者達の気持ちを知って欲しいと思います。

2006年9月に公開された映画「出口のない海」はこの人間魚雷「回天」を扱った映画です。これも併せてご覧になることをお勧め致します。

ネイヴァルランド公国 映画「出口のない海」
http://navalland.seesaa.net/article/22339178.html

映画「出口のない海」公式応援Webサイト
http://deguchi.navitown.com/
(映画「出口のない海」公式Webサイトは既に消滅しておりました)

米海軍の公式情報によると、人間魚雷「回天」による被害艦艇はなかったとされておりますが、実際には多くの命中目撃証言があります。また、日本の降伏後、米軍が真っ先に命令したのが、人間魚雷「回天」搭載潜水艦の現在位置の確認と作戦中止だったと言われております。

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2008年10月13日

晩餐会の席順

戦前、大日本帝国海軍のある軍艦上で晩餐会が開かれました。その席順をみると、妙なことがあります。上座から階級が高い順に着席しているのですが、大佐よりも階級の低い大尉が、大佐よりも上座に着席しているのです。

●通常の席順(序列)
 [元帥][大将][中将][少将][大佐][中佐][少佐][大尉][中尉][少尉]

●この晩餐会での席順(序列)
 [元帥][大将][中将][少将][大尉][大佐][中佐][少佐][中尉][少尉]

軍隊においては階級が絶対です。上官を差し置いて上座に着席することはとんでもないことです。普通なら鉄拳制裁モノです。しかし、大尉も、他の士官も平然としています。一体どういうことなのでしょう?

種明かしをしますと、実はこの大尉、華族出身で男爵の爵位を持っているのです。そして、晩餐会においては軍の階級ではなく宮中席次に従って着席することになっています。そのため、大尉は男爵(宮中席次第36)として大佐(宮中席次第40)よりも上座に着席することができるのです。

以下に華族と武官の宮中席次を簡単に纏めてました。

<華族の宮中席次>
公爵:第一階 第16
侯爵:第二階 第22
伯爵:第三階 第28
子爵:第三階 第31
男爵:第三階 第36

<武官の宮中席次>
元帥:第一階 第5(親任官)
大将:第一階 第10(親任官)
中将:第二階 第19(勅任官:高等官一等)
少将:第三階 第24(勅任官:高等官二等)
大佐:第四階 第40(奏任官:高等官三等)
中佐:第五階 第46(奏任官:高等官四等)
少佐:第六階 第51(奏任官:高等官五等)
大尉:第七階 第55(奏任官:高等官六等)
中尉:第八階 第58(奏任官:高等官七等)
少尉:第九階 第62(奏任官:高等官八等)

これを見ると、華族はデフォルトで大佐以上の宮中席次を保有していることがわかります。こう書くと、華族の特権という見方も出来ますが、ちょっと考え方を変えると、平民でも頑張れば、一代限りではあるけれど華族より上位の宮中席次を保有することが出来ることがわかります。宮中席次・・・実に面白いシステムだと思います。宮中席次については以下のサイトに詳しく記述しておりますので良かったらご覧下さい。

サウスアイランド公国 宮中席次
http://www.h3.dion.ne.jp/~duke/imperial/imperial1.html

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2008年08月15日

終戦記念日(交戦国一覧付)

本日8月15日は「終戦記念日」です。63年前の1945年(昭和20年)8月15日、ポツダム宣言を受諾した旨を国民に伝える昭和天皇の「玉音放送」がラジオで放送され、日中戦争(日華事変/支那事変)、太平洋戦争(大東亜戦争)、第二次世界大戦が終結しました。正確な終戦・講和までの流れは以下の通りです。

1945年(昭和20年)8月14日:ポツダムの宣言受諾、終戦の詔勅発布
1945年(昭和20年)8月15日:終戦を告げる昭和天皇の玉音放送
1945年(昭和20年)9月2日:ポツダム宣言受諾の降伏文書調印
1951年(昭和26年)9月8日:サンフランシスコ講和条約締結
1952年(昭和27年)4月28日:サンフランシスコ講和条約発効

戦闘」終了は1945年(昭和20年)8月15日前後、「戦争」終了は国際法上、サンフランシスコ講和条約が発効した1952年(昭和27年)4月28日になるそうです(一応それまでは戦争状態)。

この戦争で亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。

なお、日中戦争(日華事変/支那事変)、太平洋戦争(大東亜戦争)、第二次世界大戦において日本に宣戦布告をした国は以下の通りです。

・1941年(昭和16年)
 アメリカ(12月8日)
 イギリス(12月8日)
 オーストラリア(12月8日)
 ニュージーランド(12月8日)
 カナダ(12月8日)
 南アフリカ連邦(12月8日)
 コロンビア(12月8日)
 エル・サルバドル(12月8日)
 コスタリカ(12月8日)
 ドミニカ(12月8日)
 ニカラグア(12月8日)
 ハイチ(12月8日)
 グァテマラ(12月8日)
 ホンジュラス(12月8日)
 パナマ(12月9日)
 オランダ(12月10日)
 キューバ(12月10日)
 ベルギー(12月20日)

・1942年(昭和17年)
 メキシコ(5月22日)

・1943年(昭和18年)
 イラク(1月17日)
 ノルウェー(7月11日)
 ボリビア(12月4日)

・1944年(昭和19年)
 リベリア(1月27日)
 フィンランド(9月22日)
 ルーマニア(10月31日)
 ブルガリア(11月7日)

・1945年(昭和20年)
 エクアドル(2月9日)
 ペルー(2月12日)
 パラグアイ(2月13日)
 ベネズエラ(2月14日)
 ウルグアイ(2月22日)
 トルコ(2月23日)
 エジプト(2月26日)
 シリア(2月26日)
 レバノン(2月27日)
 イラン(2月28日)
 サウジアラビア(3月1日)
 アルゼンチン(3月27日)
 スペイン(4月12日)
 チリ(4月12日)
 デンマーク(5月23日)
 ブラジル(6月6日)
 ギリシャ(6月26日)
 ソビエト連邦(8月9日)
 モンゴル(8月9日)

・政権未承認交戦国
 中華民国(重慶政権)
 フランス(ド・ゴール政権)
 ユーゴスラビア
 ポーランド
 エチオピア
 チェコスロバキア
 イタリア(バドリオ政権)

合計52ヶ国

※中華人民共和国、朝鮮民主主義順民共和国、大韓民国とは一切戦争をしておりませんので、勘違いしないようにご注意下さい。

<公爵の独り言>
これだけの国と戦争をしたんですね。中華民国、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、オーストラリア、カナダを相手に4年近く・・・。ドイツ、イタリアという同盟国があったとは言え、まさにクレイジーですね。

ただ、どうでもいいような国(失礼!)が日本に宣戦布告しているのが気になります。特に1945年になってから日本に宣戦布告するのはなんだかなぁ(怒)。まぁ、連合国に与しなければその後生き残っていけないという判断もあったのでしょうけど・・・。負ける戦争はしたくないものですね。

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2008年08月03日

現存する戦艦「三笠」

日露戦争で活躍した本物の「戦艦」が横須賀にあります。

日露戦争の日本海海戦において、ロシア帝国のバルチック艦隊を撃破した大日本帝国海軍連合艦隊連合艦隊司令長官東郷平八郎中将が座乗していた連合艦隊旗艦戦艦「三笠」が、現在は記念艦「三笠」として保存、公開されています。

記念艦「三笠」公式ホームページ
http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/

夏休みに訪れてみてはいかがでしょうか?

<公爵の独り言>
私も2回、観に行ったことがあります。

posted by 公爵 at 05:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 艦船 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歴代海軍大臣一覧

大日本帝国海軍の歴代海軍大臣一覧です。

【初代】
氏名階級:西郷従道中将(陸軍)
在職期間:1885年(明治18年)12月22日〜1886年(明治19年)7月10日

【第2代】
氏名階級:大山巌中将(陸軍)
在職期間:1886年(明治19年)7月10日〜1887年(明治20年)7月1日

【第3代】
氏名階級:西郷従道中将(陸軍)
在職期間:1887年(明治20年)7月1日〜1890年(明治23年)5月17日

【第4代】
氏名階級:樺山資紀中将
在職期間:1890年(明治23年)5月17日〜1892年(明治25年)8月8日

【第5代】
氏名階級:仁礼景範中将
在職期間:1892年(明治25年)8月8日〜1893年(明治26年)3月11日

【第6代】
氏名階級:西郷従道中将(陸軍)
在職期間:1893年(明治26年)3月11日〜1898年(明治31年)11月8日

【第7代】
氏名階級:山本権兵衛中将(海兵2期)
在職期間:1898年(明治31年)11月8日〜1906年(明治39年)1月7日

【第8代】
氏名階級:斎藤実中将(海兵6期)
在職期間:1906年(明治39年)1月7日〜1914年(大正3年)4月16日

【第9代】
氏名階級:八代六郎中将(海兵8期)
在職期間:1914年(大正3年)4月16日〜1915年(大正4年)8月10日

【第10代】
氏名階級:加藤友三郎中将(海兵7期・海大1期)
在職期間:1915年(大正4年)8月10日〜1923年(大正12年)5月15日

【第11代】
氏名階級:財部彪大将(海兵15期)
在職期間:1923年(大正12年)5月15日〜1924年(大正13年)1月7日

【第12代】
氏名階級:村上格一大将(海兵11期)
在職期間:1924年(大正13年)1月7日〜1924年(大正13年)6月11日

【第13代】
氏名階級:財部彪大将(海兵15期)
在職期間:1924年(大正13年)6月11日〜1927年(昭和2年)4月20日

【第14代】
氏名階級:岡田啓介大将(海兵15期・海大2期)
在職期間:1927年(昭和2年)4月20日〜1929年(昭和4年)7月2日

【第15代】
氏名階級:財部彪大将(海兵15期)
在職期間:1929年(昭和4年)7月2日〜1930年(昭和5年)10月3日

【第16代】
氏名階級:安保清種大将(海兵18期)
在職期間:1930年(昭和5年)10月3日〜1931年(昭和6年)12月13日

【第17代】
氏名階級:大角岑生大将(海兵24期・海大5期)
在職期間:1931年(昭和6年)12月13日〜1932年(昭和7年)5月26日

【第18代】
氏名階級:岡田啓介大将(海兵15期・海大2期)
在職期間:1932年(昭和7年)5月26日〜1933年(昭和8年)1月9日

【第19代】
氏名階級:大角岑生大将(海兵24期・海大5期)
在職期間:1933年(昭和8年)1月9日〜1936年(昭和11年)3月9日

【第20代】
氏名階級:永野修身大将(海兵28期・海大8期)
在職期間:1936年(昭和11年)3月9日〜1937年(昭和12年)2月2日

【第21代】
氏名階級:米内光政大将(海兵25期・海大12期)
在職期間:1937年(昭和12年)2月2日〜1939年(昭和14年)8月30日

【第22代】
氏名階級:吉田善吾中将(海兵32期・海大13期)
在職期間:1939年(昭和14年)8月30日〜1940年(昭和15年)9月5日

【第23代】
氏名階級:及川古志郎大将(海兵31期・海大13期)
在職期間:1940年(昭和15年)9月5日〜1941年(昭和16年)10月18日

【第24代】
氏名階級:嶋田繁太郎大将(海兵32期・海大13期)
在職期間:1941年(昭和16年)10月18日〜1944年(昭和19年)7月17日

【第25代】
氏名階級:野村直邦大将(海兵35期・海大18期)
在職期間:1944年(昭和19年)7月17日〜1944年(昭和19年)7月22日

【第26代】
氏名階級:米内光政大将(海兵25期・海大12期)
在職期間:1944年(昭和19年)7月22日〜1945年(昭和20年)12月1日

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2008年08月02日

歴代連合艦隊司令長官一覧

大日本帝国海軍の歴代連合艦隊司令長官一覧です。

【初代】
氏名階級:伊東祐亨中将
在職期間:1894年(明治27年)7月19日〜1895年(明治28年)5月11日

【第2代】
氏名階級:有地品之允中将
在職期間:1895年(明治28年)5月11日〜1895年(明治28年)11月16日

【第3代】
氏名階級:東郷平八郎中将
在職期間:1903年(明治36年)12月28日〜1905年(明治38年)6月14日

【第4代】
氏名階級:東郷平八郎大将
在職期間:1905年(明治38年)6月14日〜1905年(明治38年)12月20日

【第5代】
氏名階級:伊集院五郎中将(海兵5期)
在職期間:1908年(明治41年)10月8日〜1908年(明治41年)11月20日

【第6代】
氏名階級:吉松茂太郎中将(海兵7期)
在職期間:1915年(大正4年)11月1日〜1915年(大正4年)12月13日

【第7代】
氏名階級:吉松茂太郎中将(海兵7期)
在職期間:1916年(大正5年)9月1日〜1916年(大正5年)10月14日

【第8代】
氏名階級:吉松茂太郎大将(海兵7期)
在職期間:1917年(大正6年)10月1日〜1917年(大正6年)10月22日

【第9代】
氏名階級:山下源太郎大将(海兵10期)
在職期間:1918年(大正7年)9月1日〜1918年(大正7年)10月15日

【第10代】
氏名階級:山下源太郎大将(海兵10期)
在職期間:1919年(大正8年)6月1日〜1919年(大正8年)10月28日

【第11代】
氏名階級:山屋他人大将(海兵12期・海大2期)
在職期間:1920年(大正9年)5月1日〜1920年(大正9年)8月24日)

【第12代】
氏名階級:栃内曽次郎大将(海兵13期)
在職期間:1920年(大正9年)8月24日〜1920年(大正9年)10月31日

【第13代】
氏名階級:栃内曽次郎大将(海兵13期)
在職期間:1921年(大正10年)5月1日〜1921年(大正10年)10月31日

【第14代】
氏名階級:竹下勇中将(海兵15期・海大1期)
在職期間:1922年(大正11年)12月1日〜1924年(大正13年)1月27日

【第15代】
氏名階級:鈴木貫太郎大将(海兵14期・海大1期)
在職期間:1924年(大正13年)1月27日〜1924年(大正13年)12月1日

【第16代】
氏名階級:岡田啓介大将(海兵15期・海大2期)
在職期間:1924年(大正13年)12月1日〜1926年(大正15年)12月10日

【第17代】
氏名階級:加藤寛治中将(海兵18期)
在職期間:1926年(大正15年)12月10日〜1928年(昭和3年)12月10日

【第18代】
氏名階級:谷口尚真大将(海兵19期・海大3期)
在職期間:1928年(昭和3年)12月10日〜1929年(昭和4年)11月11日

【第19代】
氏名階級:山本英輔中将(海兵24期・海大5期)
在職期間:1929年(昭和4年)11月11日〜1931年(昭和6年)12月1日

【第20代】
氏名階級:小林躋造中将(海兵26期・海大6期)
在職期間:1931年(昭和6年)12月1日〜1933年(昭和8年)11月15日

【第21代】
氏名階級:末次信正中将(海兵27期・海大7期)
在職期間:1933年(昭和8年)11月15日〜1934年(昭和9年)11月15日

【第22代】
氏名階級:高橋三吉中将(海兵29期・海大10期)
在職期間:1934年(昭和9年)11月15日〜1936年(昭和11年)12月1日

【第23代】
氏名階級:米内光政中将(海兵25期・海大12期)
在職期間:1936年(昭和11年)12月1日〜1937年(昭和12年)2月2日

【第24代】
氏名階級:永野修身大将(海兵28期・海大8期)
在職期間:1937年(昭和12年)2月2日〜1937年(昭和12年)12月1日

【第25代】
氏名階級:吉田善吾中将(海兵32期・海大13期)
在職期間:1937年(昭和12年)12月1日〜1939年(昭和14年)8月30日

【第26代】
氏名階級:山本五十六中将(海兵32期・海大14期)
在職期間:1939年(昭和14年)8月30日〜1941年(昭和16年)8月11日

【第27代】
氏名階級:山本五十六大将(海兵32期・海大14期)
在職期間:1941年(昭和16年)8月11日〜1943年(昭和18年)4月18日

【第28代】
氏名階級:古賀峯一大将(海兵34期・海大15期)
在職期間:1943年(昭和18年)4月21日〜1944年(昭和19年)3月31日

【第29代】
氏名階級:豊田副武大将(海兵33期・海大15期)
在職期間:1944年(昭和19年)5月3日〜1945年(昭和20年)5月1日

【第30代】
氏名階級:豊田副武大将(海兵33期・海大15期)
在職期間:1945年(昭和20年)5月1日〜1945年(昭和20年)5月29日

【第31代】
氏名階級:小沢治三郎中将(海兵37期・海大19期)
在職期間:1945年(昭和20年)5月29日〜1945年(昭和20年)10月10日

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歴代軍令部総長一覧

大日本帝国海軍の歴代軍令部総長一覧です。

【初代】
氏名階級:仁礼景範少将
在職期間:1886年(明治19年)3月16日〜1889年(明治22年)3月7日

【第2代】
氏名階級:伊藤雋吉少将
在職期間:1889年(明治22年)3月8日〜1889年(明治22年)5月16日

【第3代】
氏名階級:有地品之允少将
在職期間:1889年(明治22年)5月17日〜1891年(明治24年)6月16日

【第4代】
氏名階級:井上良馨少将
在職期間:1891年(明治24年)6月17日〜1892年(明治25年)12月11日

【第5代】
氏名階級:中牟田倉之助中将
在職期間:1892年(明治25年)12月12日〜1894年(明治27年)7月16日

【第6代】
氏名階級:樺山資紀中将
在職期間:1894年(明治27年)7月17日〜1895年(明治28年)5月10日

【第7代】
氏名階級:伊東祐亨中将
在職期間:1895年(明治28年)5月11日〜1905年(明治38年)12月18日

【第8代】
氏名階級:東郷平八郎大将
在職期間:1905年(明治38年)12月19日〜1909年(明治42年)11月30日

【第9代】
氏名階級:伊集院五郎中将(海兵5期)
在職期間:1909年12月1日(明治42年)〜1914年(大正3年)4月21日

【第10代】
氏名階級:島村速雄中将(海兵7期)
在職期間:1914年(大正3年)4月22日〜1920年(大正9年)9月30日

【第11代】
氏名階級:山下源太郎大将(海兵10期)
在職期間:1920年(大正9年)10月1日〜1925年(大正14年)4月14日

【第12代】
氏名階級:鈴木貫太郎大将(海兵14期・海大1期)
在職期間:1925年(大正14年)4月15日〜1929年(昭和4年)1月21日

【第13代】
氏名階級:加藤寛治大将(海兵18期)
在職期間:1929年(昭和4年)1月22日〜1930年(昭和5年)6月10日

【第14代】
氏名階級:谷口尚真大将(海兵19期・海大3期)
在職期間:1930年(昭和5年)6月11日〜1932年(昭和7年)2月1日

【第15代】
氏名階級:伏見宮博恭王大将(皇族・海兵16期)
在職期間:1932年(昭和7年)2月2日〜1941年(昭和16年)4月8日

【第16代】
氏名階級:永野修身大将(海兵28期・海大8期)
在職期間:1941年(昭和16年)4月9日〜1944年(昭和19年)2月20日

【第17代】
氏名階級:嶋田繁太郎大将(海兵32期・海大13期)
在職期間:1944年(昭和19年)2月21日〜1944年(昭和19年)8月1日

【第18代】
氏名階級:及川古志郎大将(海兵31期・海大13期)
在職期間:1944年(昭和19年)8月2日〜1945年(昭和20年)5月28日

【第19代】
氏名階級:豊田副武大将(海兵33期・海大15期)
在職期間:1945年(昭和20年)5月29日〜1945年(昭和20年)10月15日

posted by 公爵 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

映画「パール・ハーバー」

映画パール・ハーバー 」(原題:Pearl Harbor)は、2001年に公開されたアメリカ映画です。帝国海軍が1941年(昭和16年)12月8日に行った真珠湾攻撃を題材にした映画です。

真珠湾攻撃だけでなく、バトル・オブ・ブリテン、ドーリットル攻撃隊による東京初空襲など第二次世界大戦の重要なイベントも描かれています。そして、戦闘シーンについて言えばそれなりに迫力ある映像になっていると思います。しかし、日本側の描写についてかなり考証の甘さが感じられるので、私が奇妙に思ったシーンをちょっと紹介したいと思います。

<真珠湾攻撃前の帝国陸海軍の対米対策会議シーン>
・屋外の戦国時代の本陣のような場所で陸海軍合同の作戦会議を開催。
・その本陣(?)には旭日旗(軍艦旗)が縦に掲揚。
・そしてその本陣の周辺には「尊皇」、「皇國」、「勇我」(?)、「男戦」(?)の垂れ幕。
・しかもその本陣(?)そのすぐ近くで子供達が凧揚げ。

<真珠湾攻撃前の帝国海軍の作戦会議シーン1>
・屋外の池で作戦会議。
・池に大きな戦艦の模型を浮かべて半裸の兵士がそれを竿で動かして模擬演習。
・その池の畔には鳥居の様なものがあり、鳥居の下に旭日旗(軍艦旗)が縦に掲揚。
・旭日旗(軍艦旗)の下には「軍極秘」の看板。
・机の上には徳利(銚子)と杯。
・屋外の壁に「七生報國」の習字が掲示。
・屋外に酸素魚雷を並べて深度調整機構について説明。

<真珠湾攻撃前の帝国海軍の作戦会議シーン2>
・山本五十六の左手の指が5本。

<真珠湾攻撃のシーン>
・空母艦内の兵員居住区で蝋燭を使用。
・飛行兵の持っている写真のキャプションが「ナゾリア艦戦」ではなく「戦艦アリゾナ」。
・日本機が逃げまどう民間人を機銃掃射。
・日本機が病院を爆撃、機銃掃射。
・日本機が艦を沈められ海面を漂うアメリカ海軍将兵を低空飛行で機銃掃射。
・第一種軍装(紺)の将兵の帽子が第二種艦内帽(白)。

はっきり言って、突っ込みどころが多すぎます(笑)。

そして私が一番納得がいかないのが、帝国海軍による真珠湾攻撃の過剰な演出です。艦艇への攻撃だけでなく、病院を爆撃したり、民間人を機銃掃射したり、海に漂う将兵を機銃掃射したりと、帝国海軍は非人道的な描かれておりますが、帝国海軍の攻撃目標はあくまでもアメリカ海軍の主力艦艇でした。ただ戦闘中の大混乱の中、結果的に民間施設に被害が出たり、機銃の流れ弾による死傷者はいたかも知れませんが、映画のように積極的に狙いすまして攻撃はしていませんでした。そもそも帝国海軍は戦闘艦攻撃偏重主義であり、輸送船を攻撃することを潔しとしない風潮がありました。そのため真珠湾攻撃でも基地の石油タンクすら攻撃目標に入れていませんでした。そんな帝国海軍が、アメリカによる経済制裁で物資が乏しい中、貴重な爆弾や弾薬を目標外の施設や人に用いることはどう考えても不自然なのです。

かつてアメリカは「トラ・トラ・トラ!」、「ミッドウェイ」といった戦争映画の大作を世に送り出してきました。しかしこの「パール・ハーバー」は、日本人の視点から見ると、それらと比べるて見劣りすることは否めません・・・。
<監督>
 マイケル・ベイ
<制作>
 マイケル・ベイ
 ジェリー・ブラッカイマー
<脚本>
 ランダル・ウォレス
<撮影>
 ジョン・シュワルツマン
<SFX>
 ILM
<音楽>
 ハンス・ジマー
<主なキャスト>
 山本五十六:マコ岩松(mako)
 源田実:ケイリー=ヒロユキ・タガワ
 ルーズベルト大統領:ジョン・ヴォイト
 ジミー・ドゥーリトル:アレック・ボールドウィン
 レイフ・マコーレー:ベン・アフレック
 ダニー・ウォーカー:ジョシュ・ハートネット
 イヴリン・ジョンソン:ケイト・ベッキンセイル
 ドリー:キューバ・グッディングJr.
 アール:トム・サイズモア
<公爵の独り言>
トラ・トラ・トラ!」や「ミッドウェイ」と比較するとその酷さが際立ちますね。アメリカ、どうしちゃったんでしょう? 日本側の描写が一昔前のステレオタイプな日本人的でなんだか脱力してしまいます・・・。

posted by 公爵 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

映画「ミッドウェイ」

映画ミッドウェイ 」(原題:MIDWAY)は、1976年に公開されたアメリカ映画です。太平洋戦争中の1942年(昭和17年)6月5日、帝国海軍とアメリカ海軍が激突したミッドウェイ海戦を題材にした映画です。

この映画はアメリカ海軍が撮影に全面協力しており、本物のアメリカ海軍の空母を使って発着艦シーンを撮影したり、戦時中の映像を提供したりしていて、かなり見応えがあります。また、映画「トラ・トラ・トラ!」と同じく、日米両方の視点から描かれており、帝国海軍についても割ときちんと表現されていると思います。なお、一部、映画「トラ・トラ・トラ!」と同じシーンが使われてるようです。

この映画はキャスティングにかなりこだわりがあるそうで、多くの有名俳優が出演しているそうですが、「世界のミフネ」こと「三船敏郎」も連合艦隊司令長官山本五十六として出演しています。しかも、三船敏郎は山本五十六を演じるにあたりかなり事前の調査をしたようで、左手の白手袋の小指の長さを半分にして着用していたそうです(山本五十六は日本海海戦で負傷して左手の指を2本切断しています)。

そしてもうひとつこの映画で評価できることは、自由の国アメリカの歴史の恥部とも言われている「日系人強制収容」についても描いてあることです(当時、ドイツ系アメリカ人、イタリア系アメリカ人は強制収容されなかったのに、日系アメリカ人のみ差別的扱いを受け、強制収容所に収容されました)。アメリカの作る戦争映画ならば、「アメリカ万歳! アメリカ is No.1!」と言わんばかりの映画になりそうですが、このように自国のかつての恥部であっても反省し、それを表現できるところにアメリカの良い意味での「ヤンキー魂」を感じました。

太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた力作だと思います。私は映画「トラ・トラ・トラ!」と同じくらい気に入っております。お勧めです。是非一度ご覧下さい。

<監督>
 ジャック・スマイト
<制作>
 ウォルター・ミリッシュ
<脚本>
 ドナルド・S・サンフォード
<撮影>
 ハリー・ストラドリング Jr.
<特撮>
 ジャック・マクマスター
音楽
 ジョン・ウィリアムス
<主なキャスト>
 山本五十六長官:三船敏郎
 南雲忠一中将:ジェームズ繁田
 草鹿龍之介少将:ノリユキ・パット・モリタ
 渡辺安次中佐:クライド草津
 ニミッツ提督:ヘンリー・フォンダ
 ハルゼー提督:ロバート・ミッチャム
 スプルーアンス海軍少将:グレン・フォード
 マット・ガース大佐:チャールトン・ヘストン
 マドックス大佐:ジェームズ・コバーン
 ロシュフォール:ハル・ホルブルック
<公爵の独り言>
ジェームズ繁田の南雲忠一は実物より格好良すぎる感じがしますね。

posted by 公爵 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

映画「トラ・トラ・トラ!」

映画トラ・トラ・トラ! 」(原題:TORA!TORA!TORA!)は、1970年に公開されたアメリカ映画です。帝国海軍が1941年(昭和16年)12月8日に行った真珠湾攻撃を題材にした映画です。タイトルの「トラ・トラ・トラ! 」は、真珠湾攻撃の時に使われた「我奇襲ニ成功セリ」を意味する帝国海軍の暗号に由来しています。

この映画、アメリカ映画ながら日米両方の視点から描いており、なかなか好感が持てます。キャスティングも割と史実の雰囲気に近い感じで見ていて納得が出来る感じです。また、当時は差別されていた黒人にもスポットライトを当て、白人を艦上ボクシング試合で負かしたり、戦闘で活躍したりし、白人と理解し合う様を描いたりと細かい配慮も垣間見られます。

あと、アメリカ映画だけあってセットにもお金を掛けており、特に映画冒頭に現れる戦艦「長門」の実物大セットは圧巻です。しかし帝国海軍の空母「赤城」の実物大セットまでは手が回らなかったようで、真珠湾攻撃の時の洋上航行シーンはアメリカ海軍の空母「レキシントン」を使って撮影されたそうです。

私がこの映画で気に入っているのは、真珠湾攻撃直前の空母からの発艦シーンです。夜明け前の暗い洋上。出撃前で慌ただしい飛行甲板。整備員から「必勝」の鉢巻を託される淵田隊長。航空機に搭乗員が搭乗、一瞬の静けさの後、飛行甲板に並んだ航空機のエンジンが始動。発艦の合図で飛行甲板を滑走する戦闘機。しかし飛行甲板の終端で機体が下降し一瞬見えなくなり、あわや墜落かとはっとする南雲長官。しかしその直後、姿を見せた戦闘機を見て安堵の表情を浮かべる・・・。その後航空機は続々と発艦し、帝国海軍機動部隊の上空を編隊飛行・・・。雲間から見える旭日(朝日)はまさに旭日旗(軍艦旗)。

まぁ、細かいところはともかく、太平洋戦争を描いた映画としては、かなりの力作、大作だと思います。また、かつての敵国アメリカが日本を単なる悪者ではなく、このような描き方をしたのは評価できると思います。
<監督>
 リチャード・フライシャー
 舛田利雄
 深作欣二
<脚本>
 ラリー・フォレスター
 小国英雄
 菊島隆三
音楽
 ジェリー・ゴールドスミス
<主なキャスト>
<日本側>
 山本五十六連合艦隊司令長官:山村聰
 南雲忠一海軍中将:東野英治郎
 三川海軍中将:須賀不二男
 宇垣纏海軍少将(連合艦隊参謀長): 浜田寅彦
 福留繁海軍少将(連合艦隊参謀長⇒軍令部作戦部長)河村弘二
 山口多聞海軍少将:藤田進
 大西瀧治郎海軍少将:安部徹
 原海軍少将:二本柳寛
 長谷川赤城艦長:細川俊夫
 黒島亀人海軍大佐(連合艦隊先任参謀):中村俊一
 源田実海軍少佐:三橋達也
 板谷海軍少佐:稲垣昭三
 淵田美津雄海軍少佐:田村高廣
 松崎海軍大尉:宇南山宏
 村田海軍大尉:室田日出男
 野村吉三郎駐米大使:島田正吾
 近衛文麿首相:千田是也
 東条英機陸軍大将:内田朝雄
 松岡洋右外相:北村和夫
 東郷茂徳外相:野々村潔
 木戸幸一内相:芥川比呂志

<アメリカ側>
 フランク・ノックス海軍長官:レオン・エイムス
 ハロルド・スターク海軍作戦部長:エドワード・アンドリュース
 ハズバンド・キンメル太平洋艦隊司令長官:マーティン・バルサム
 ウィリアム・ハルゼー海軍中将:ジェームズ・ホイットモア
 ジェームズ・リチャードソン提督:ロバート・カーネス
 ブラットン大佐:E・G・マーシャル
 クラーマー少佐:ウェズリー・アディ
 ヘンリー・スチムソン陸軍長官:ジョゼフ・コットン
 ジョージ・マーシャル陸軍参謀長:キース・アンデス
 ウォルター・ショート陸軍中将:ジェイソン・ロバーズ
 コーデル・ハル国務長官:ジョージ・マクレディ
 ジョセフ・グルー駐日米国大使:メレデス・ウェザビー
 駐日米国大使書記官:アンドリュー・ヒューズ
<公爵の独り言>
この映画、淵田美津雄少佐(田村高廣)が良い味出しています。

posted by 公爵 at 00:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする