2006年09月18日

八八艦隊計画

八八艦隊計画とは大日本帝国海軍が第一次世界大戦後に計画した建艦計画です。その内容は、戦艦8隻、巡洋戦艦8隻を新規に建造し、それを基幹とした大艦隊を整備しようとするもので、多数の補助艦艇(重巡洋艦、軽巡洋艦、駆逐艦)の建造も計画されておりました。以下は八八艦隊計画で建造を計画された戦艦、巡洋戦艦の一覧です。

<戦艦>
長門級:2隻
・長門
・陸奥

加賀級:2隻
・加賀
・土佐

紀伊級:4隻
・紀伊
・尾張
・駿河
・近江

<巡洋戦艦>
天城級:4隻
・天城
・赤城
・高雄
・愛宕

13号艦級:4隻(艦名未決定)
・13号艦
・14号艦
・15号艦
・16号艦

全て完成すれば世界に冠たる大艦隊となる八八艦隊計画。しかしこの計画は途中で頓挫しました。大正10年〜大正11年(1921年〜1922年)のワシントン海軍軍縮会議によって、主力艦(戦艦、巡洋戦艦)の建造が制限されたためです。その結果、八八艦隊計画によって建造を計画された戦艦、巡洋戦艦は以下のような状態となりました。

<戦艦>
長門級:2隻
・長門(完成)
・陸奥(完成)

加賀級:2隻
・加賀(航空母艦として完成)
・土佐(進水後、標的艦として利用され海没処分)

紀伊級:4隻
・紀伊(建造中止)
・尾張(建造中止)
・駿河(建造中止)
・近江(建造中止)

<巡洋戦艦>
天城級:4隻
・天城(航空母艦に改装中、関東大震災にて大破し廃棄)
・赤城(航空母艦として完成)
・高雄(建造中止)
・愛宕(建造中止)

13号艦級:4隻(艦名未決定)
・13号艦(建造中止)
・14号艦(建造中止)
・15号艦(建造中止)
・16号艦(建造中止)

なお、もしこの建艦計画が実現した場合、建造に掛かる費用と維持に掛かる費用で国庫は財政破綻したであろうと言われております。ワシントン海軍軍縮会議によって救われた感じですね。

あと蛇足ですが、海上自衛隊は護衛艦8隻、対潜ヘリコプター8機(八艦八機)で1個護衛隊群を構成することから、この構成のことも「八八艦隊」とか「新・八八艦隊」と呼ぶことがあるそうです。

posted by 公爵 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(2) | 艦船 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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