2008年01月18日

映画「ミッドウェイ」

映画「ミッドウェイ 」(原題:MIDWAY)は、1976年に公開されたアメリカ映画です。太平洋戦争中の1942年(昭和17年)6月5日、帝国海軍とアメリカ海軍が激突したミッドウェイ海戦を題材にした映画です。

この映画はアメリカ海軍が撮影に全面協力しており、本物のアメリカ海軍の空母を使って発着艦シーンを撮影したり、戦時中の映像を提供したりしていて、かなり見応えがあります。また、映画「トラ・トラ・トラ!」と同じく、日米両方の視点から描かれており、帝国海軍についても割ときちんと表現されていると思います。なお、一部、映画「トラ・トラ・トラ!」と同じシーンが使われてるようです。

この映画はキャスティングにかなりこだわりがあるそうで、多くの有名俳優が出演しているそうですが、「世界のミフネ」こと「三船敏郎」も連合艦隊司令長官山本五十六として出演しています。しかも、三船敏郎は山本五十六を演じるにあたりかなり事前の調査をしたようで、左手の白手袋の小指の長さを半分にして着用していたそうです(山本五十六は日本海海戦で負傷して左手の指を2本切断しています)。

そしてもうひとつこの映画で評価できることは、自由の国アメリカの歴史の恥部とも言われている「日系人強制収容」についても描いてあることです(当時、ドイツ系アメリカ人、イタリア系アメリカ人は強制収容されなかったのに、日系アメリカ人のみ差別的扱いを受け、強制収容所に収容されました)。アメリカの作る戦争映画ならば、「アメリカ万歳! アメリカ is No.1!」と言わんばかりの映画になりそうですが、このように自国のかつての恥部であっても反省し、それを表現できるところにアメリカの良い意味での「ヤンキー魂」を感じました。

太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた力作だと思います。私は映画「トラ・トラ・トラ!」と同じくらい気に入っております。お勧めです。是非一度ご覧下さい。

<監督>
 ジャック・スマイト
<制作>
 ウォルター・ミリッシュ
<脚本>
 ドナルド・S・サンフォード
<撮影>
 ハリー・ストラドリング Jr.
<特撮>
 ジャック・マクマスター
<音楽>
 ジョン・ウィリアムス
<主なキャスト>
 山本五十六長官:三船敏郎
 南雲忠一中将:ジェームズ繁田
 草鹿龍之介少将:ノリユキ・パット・モリタ
 渡辺安次中佐:クライド草津
 ニミッツ提督:ヘンリー・フォンダ
 ハルゼー提督:ロバート・ミッチャム
 スプルーアンス海軍少将:グレン・フォード
 マット・ガース大佐:チャールトン・ヘストン
 マドックス大佐:ジェームズ・コバーン
 ロシュフォール:ハル・ホルブルック
<公爵の独り言>
ジェームズ繁田の南雲忠一は実物より格好良すぎる感じがしますね。

posted by 公爵 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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